社会への貢献

災害復興支援

災害復興支援

地震・台風などの災害は、突如として人々の生活を奪います。五條製紙グループでは、そのような災害からの復興を、企業として支援していきたいと考えています。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、東北を中心とした各地に甚大な被害をもたらしました。震災発生後、従業員から募金を募るとともに、五條製紙グループ各社からも被災地への義援金を、日本赤十字社を通じ寄付いたしました。 同様に、上海五条にて集まった従業員と会社からの義援金も上海赤十字(上海市紅十字会)を通じて、寄付させて頂きました。


国際社会への貢献

国際社会への貢献

現代社会は猛烈な勢いでグローバル化が進んでいます。企業活動においても、あらゆる面で世界規模の関係・影響が避けられません。国際社会への貢献は、これからのグローバル化において無視することのできない課題です。

平成20年5月12日に発生した中国四川大地震は、中国各地に大きな被害をもたらしました。当社では地震発生後から義援金の寄付を検討。同時に従業員からも義援金として募金が集まりました。五條製紙グループ各社からの寄付金と従業員からの募金は、上海五条特殊紙業有限公司を通じ、上海市民政局へと届けられました。隣国からの温かい支援に、たいへん感謝して頂けたようです。


こどもたちとともに

こどもたちとともに

こどもたちが紙と親しみ、豊かな感性を育む。これも「紙」に携わる企業としての大きな役割と当社は考えます。各種児童施設、育児支援団体、教育団体などからご依頼のあった場合には当社製品を提供し、微力ながら社会に貢献していきたいと考えてます。

千葉県船橋市習志野台児童ホームへスペシャリティーズNo.317を寄贈。「こどもまつり」で使用して頂きました。 当社スペーシャリティーズの全判寸法は79cm×109cmあり、数枚を張り合わせるとかなり大きな鏡として使用できます。また、鏡といっても紙であるため、軽くて安全です。凸に湾曲させた鏡面に顔を映すと、ほっそりスリムな自分が見え、凹に湾曲させた鏡面に顔を映すと、ポッテリと太った自分の姿が・・・!不思議な鏡に、こどもたちは大喜びだったようです。


将来の紙文化を創る力

将来の紙文化を創る力

将来の紙デザイン産業、ひいては紙文化を創り上げていく若き人材の育成のために、その素材を提供し豊かな感受性を育成・発揮してもらう。「紙」という素材を生産する企業として協力できればと当社は考えます。各種学校・大学の学生による卒業制作や研究に、当社製品を提供します。

東京芸術大学美術学部デザイン科の学生さんへ、スペシャリティーズNo.750を寄贈。卒業制作に使用して頂きました。 当社ホログラム貼合紙の中でも屈指の“個性の強い紙”といえるSP No.750ですが、その魅力をハイセンスに引き出して頂きました。若い才能の感性を、想いのままに表現できたのではないでしょうか。


安心して暮らせる日本のために

安心して暮らせる日本のために

交通事故や急性疾患、負傷などの際に最も早く患者を医療機関へ搬送する手段が救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)です。その普及を目指した認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」(国松孝次会長)に当社も賛助会員として微力ながら協力させて頂いております。

いつ起こるかわからない、救急医療搬送。交通事故、災害、急性疾患などの緊急時に活躍するのがドクターヘリこと救急医療用ヘリコプターです。HEM-Net(救急ヘリ病院ネットワーク)は1999年12月に設立され、救急ヘリ普及のための調査研究および広報活動をおこなっています。
当社もこの活動に賛同し、2004年より賛助会員として協力しています。

HEM-Netホームページ


災害時における支援協力

将来の紙文化を創る力

2022年6月6日(月)本社所在地である富士市と「災害時における支援協力に関する協定」を締結致しました。本協定は、災害時における支援物資の受け入れや保管体制の充実によって、安定した物資供給を可能にすることを目的に、富士市の緊急物資集積所保管施設として当社の富士市内倉庫を活用することなどを定めたものです。

写真は富士市役所にて小長井義正富士市長と署名した協定書を交換した様子。小長井市長からは「災害時において、避難生活を支援するための物資の受け入れ・保管は非常に重要な対応となっている。交通アクセスのよい場所に大規模施設を保有する貴社に協力していただけることで、さらに安定した物資の供給が可能になる。大変ありがたく、心強く思う。」と感謝の言葉をいただきました。当社は日ごろから様々な形で市民の安全に貢献したいと考えており、今回の協定締結も心より光栄に思います。